アニメ・ケロロ軍曹「テロップ大作戦」 他1本
テレビをみていたケロロは番組で「それから3日後・・・」というテロップをみて、これはペコポン侵略に使えそう!と、ひらめき・・・・・という前半。
テロップを流す事により時間・場所・状況が省略できることを用い、クルルにテロップにより時間と場所、状況を変えることができる機械を作ってもらいます。
ある意味、タイムワープ(時間移動)・テレポート(空間移動)・念力?(あて先が出るテロップが流れると、皆、「宛先はここ」のような動きになるので、意図的にそうさせている?という推測で)が可能な機械。
侵略の前に楽しもうと、ケロロは夏美、冬樹、他・・・・の場所、時間を移動させて楽しみます。
でも、本来の目的であるペコポン侵略を達成させようとしますが、いざ!・・・・となると今までの楽しい想い出を思い出し、躊躇するケロロ。
やっぱりね・・・・という感じです。
結局ケロロたちはペコポンでの生活が居心地よく、それが侵略作戦を邪魔している部分もありますから。
それに長くその場にいると、『情』みたいのが移ったりしてしまいますしね・・・・・。
そこで、ギロロが機械を使い急いで文字入力。
ついに「ペコポン侵略」を達成!
が・・・・文字入力間違いで「ペコポン」を「ペコポソ」にしてしまい、「ペコポソ侵略」を達成していた・・・・というオチ。
冒頭のケロロがみていたテレビ「アンバランスQ」が「ウルトラQ」と同じ始まり方なのに吹き出しました(笑)。
ところで「ウルトラQ」って、当初、『UNBALANCE』(アンバランス)というタイトルで制作が決定してたそうです。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
じゃあタイトルの「テロップ大作戦」は「怪奇大作戦」から・・・・・?
後半。
本屋行ったケロロは侵略のハウツー本をみつけ、その本に従いペコポン侵略をしようとしますが・・・・という話。
テロップを使っての侵略は失敗。でもこの本でペコポンを侵略できる、とギロロたちに説明します。
しかもその著者はウレレ(超売れっ子侵略者)なので、信用性が高い・・・・ということで、その本に従って「成功のための5つの条件」をクリアしようと試みます。
①チームワーク
激流くだりで、数々の障害をそれぞれ対応し、激流下りを成功させると同時にチームワークをよくする
②資金の確保
ケロロのお宝?ガンプラ類をオークションで売り、資金確保
③目標の確認
「ペコポン侵略」に節(←ふし:メロディー)をつけて、皆でコーラス
④楽しめ
それぞれ自分の趣味に浸り、楽しむ
⑤作戦開始後のことまで考える!
侵略途中でペコポン人の敵・味方を区別させるため、造花で区別しようと造花作り
どれもクリアし、ウレレ設計の侵略兵器を作り、ついにペコポン侵略成功!・・・・・と思ったら本のタイトルが「ペコポン侵略」でなく「ペコポソ侵略」となっていて、ペコポソを侵略したという前半と同じオチで終了・・・・・。
このウレレの成功秘訣5か条(笑)はさすが売れっ子だけあってツボは押さえている気がしました。
①チームワーク
よく「友情パワー」とか「信頼や絆が大きい力を生む」とかいうじゃないですか。
集団での一人一人の力が各自の欠点を補い、大きい力となる・・・・・。
確かに理にかなっております。
②資金の確保
やはり何を始めるにも先立つものはお金。
資金調達は大切です。
③目標の確認
前回の漫画家、ハヤトくんじゃないけど、続けているうちに行き詰まったり、いつのまにか忘れているものがあったりします。
だから常に、目標を意識することは大切なこと。
心に思ったりするのもいいですが、自分に言い聞かせる・・・・という意味でも声に出す事はいいことだと思います。
④楽しめ
何しろ嫌々ながらやってると、物事あまり進みません。
モチベーション(やる気)を起こすためにも『楽しさ』は重要。
よく周りから見て過酷な職業だとしても、本人は好きだったり、「これがあるから」と思うものがあると本人はあまり辛く感じません(辛さも乗り越えられます)。
それはやりがいにも繋がります。
ところで、ケロロたちは自分の趣味を楽しんでましたが、それはどちらかというと「ストレス解消法」で、本来主旨である「侵略を楽しむ」に反しているのに、何でクリア?とつっこみを入れておりました。
⑤作戦開始後のことまで考える!
結構最初の作戦に入る前の準備段階が手一杯で、いざ始まるとそこまで考えていなかった・・・・・とかいう場合があります。
本来作戦とは次のステップへと徐々に上がっていくもの。
でも先々のことを考えずに、その場しのぎで対応すると、後日大きいツケが回ってきそう・・・・。
・・・・・・案外、ケロロがいつも侵略に失敗しているのは思いついて行動しても、こういう先の事を考えていないことが失敗原因の一つのように思えてきました。
ナレーターじゃないけど、本当に成功する人はハウツー本に頼らないと思います。
でも参考程度ならハウツー本は読んでて損はないかも。
それに「こういう方法もある」という視野を広げるという意味ではいいかもしれません。
次回1本です。
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