いつも使っているブリーフがよく話すので寡黙なトランクスをはいた冬樹だったが・・・・・という前半。
秋ママが買ってきた冬樹のパンツはトランクス。
いつもブリーフをはく冬樹は困惑します。
翌日、ブリーフが話し始めました。どうやら、ケロロがトランクス派とブリーフ派の派閥争いを狙い、話せるようにしたよう。
あまりにもよく話すブリーフに当惑した冬樹は、トランクスを選びます。
また、ガス工事でお風呂が使えず銭湯に行く事になった冬樹はまたまたトランクスを選びます。
そして、学校や銭湯でトランクスをはいている人が結構多い事に気づく冬樹なのでした。
(この時点で全然争うことのない作戦に疑問を呈するギロロ達でしたが、すでにこの作戦にはうわのそらのケロロ)。
やがてブリーフやトランクスが話す効果はなくなるのでした。
朝、ブリーフがないことに気づいた冬樹は、夏美からブリーフは古いから捨てたことを聞きます。
学校へ向う冬樹は、トランクスをはいて自分の知らない冬樹になってしまうと思い込んだ桃華から遠い世界の冬樹でも見守っていると、言われます。
その時、ブリーフも小さい頃から自分を見守っていたことに気づいた冬樹でした。
そして、トランクスではなく、ブリーフを選ぶ冬樹なのでした。
「大人の階段のぼる」冬樹がまだのぼりきるのは先・・・・という話?
古いブリーフがないことに気づく冬樹。
夏美「古いのはみんな捨てた」
・・・・って、本人の承諾なしで勝手に捨ててしまう夏美って・・・・・っていうか、冬樹の部屋に入って捨てたの?
(↑洗濯物をしまうのに冬樹の部屋に入り、そのときに古いブリーフに気づく・・・・というのは考えられますが・・・・)
「ママが新しいのを買ってくれたし、いいでしょ」←そういう問題じゃないと思うが・・・・・。
またそれに対し「姉ちゃん!」って怒り心頭にならない冬樹って・・・・・それだけブリーフではなくトランクスを選ぶ決心がついたということでもあるのでしょうか。
トランクスをはいている冬樹をチェックする吉岡平・・・・・着替え場面も観察!?
ブリーフでなくなった冬樹を自分の知らない冬樹になる、と思い込んでしまった桃華は思い込みが激しい、というよりどことなく「悲劇のヒロイン」を演じているようにみえました。
後半。
青天の霹靂(せいてんのへきれき)というべきか、突如現れたガルル中尉がペコポンに来た真の目的は?・・・・・という話。
突然ケロロ小隊を訪れたガルル中尉。
彼は、プルル看護長の居場所を聞き「ペコポンの近くに来たついでに日々の気持ちを伝えるべく贈り物をプルルに渡す」話をします。
ガルル中尉が帰った後、この言葉の意味からプルル看護長とガルル中尉はつきあっているとケロロたちは思ってしまうのでした。
そこへ宇宙人街にモアと行っていたプルルが早めに帰ってきて、自分にガルル中尉が好意を持っている(愛の告白)のではないかという話をケロロから聞き、困惑します。
そんな時、モアが帰ってきてガルル中尉とジョリリが宇宙人街でいがみ合っている話をします。
「人のものを欲しがるな」というジョリリの言葉を聞いたというモアの話により、この戦いはプルル看護長を巡っての争いと思ってしまい、みんなでその喧嘩を止めに宇宙人街へ。
そして、争っている2人をみつけ、自分のために戦わないでほしいということをプルルは言うのでした。
でも、この戦いはガルル中尉が使おうと思っていた唐辛子を先に全部使ってしまった事に対しての争いでした。
(しかもこれ以前にガルル中尉がほしいと思ったものを先にとってしまったりする話が重なってありました)。
プルル看護長に渡す贈り物もホワイトデイの贈り物で、ガルル小隊みんなからのもの。
その時、プルル看護長は真実(愛の告白でガルルがペコポンに来たのではない)を知ったのでした。
しかも、自分が原因で争っているのではないか、という言葉を発したプルル看護長に周りのやじうまたちは「自意識過剰」とかヒソヒソ話をし始めます。
逃げ出すプルル看護長でした。
青天の霹靂を1日に何回も経験したある日の話でした。
青天の霹靂・・・・予期しないことがおこること。
ガルル中尉が実はプルル看護長に片想い!?という青天の霹靂、というか勝手な勘違いに勘違いが勘違いをよび、最悪のケースになってしまいました。
もうプルル看護長は宇宙人街を歩けないかも?
プルル看護長にまつわる恋愛話はジョリリに恋しているのではないか、とかプルルの見合い話とか以前ありましたが、どれも「誤解」や「勘違い」がどんどん重なって思わぬ方向へ広がっていく話ばかりです。
しかも、肝心なプルル看護長はいつも話から除外、勝手に周りで自分の知らない間に話が変な方に進む・・・・・というパターンですね。
兄のガルルの恋愛話に拒否反応を示すギロロがおかしかったです。
もしかしてガルル中尉がプルル看護長にラブ!?
・・・・と疑惑に満ちたみんなの変わった様子に気づくプルル。
以前、プルルはジョリリに恋している?という話のときも同じような変な感じだったので、勘のよさそうなプルルのこと「また、私の恋愛の話?」とか気づくと思ってました。
(でも気づかないプルル)
自分にガルル中尉が好意を持っているのではないかとケロロから聞くプルル看護長。
収入やらいろいろ考え始め、電卓で計算している場面は「計算している」を表現していてわかりやすかったです。
長男とか収入を気にするプルルが可笑しかったです。
今回は・・・・・・。
もし、ガルル中尉がペコポンに来なかったら・・・・?
もし、ガルル中尉が「日々の気持ちを伝えるべく、贈り物」と言わず「ホワイトデイだから」とケロロたちに言ったら・・・・?
もし、プルルが早く帰ってこないで、モアと宇宙人街にいたら・・・・?
もし、モアがガルルとジョリリの争いを見ていなかったら・・・・?
もし、ガルルとジョリリが宇宙人街で出会わなかったら・・・・?
もし、プルル看護長が宇宙人街についた時、すでに2人の争いは終わっていたら・・・・・?
と、もし、こんなことがなかったらこんな最悪なラストをプルルは迎えることはなかった・・・・という「たら」「れば」の連続攻撃の話でした。
EDは「超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります」(2007年)よりが編集されてました。
次回は3本・・・・3本とも「恐怖の○○作戦」というタイトルです。
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