ハヤテのごとく!!(第2期)第24話「Distance」
寝ているはずのナギがおらず、捜そうとするハヤテたちの話と、西沢さんにハヤテのことを話すヒナギクの話・・・・・が描かれてました。
心理描写が結構描かれていた今回の話、感想も少し長いかも。
西沢さんに話があると言うヒナギク。
2人は桜を観に公園へ行きますが、ハヤテのことを切り出そうとするヒナギクに下田での桜のことや商店街のシンボルの話をする西沢さん。
そのシンボルは公園の先にあり、「勇気をくれるシンボル」でもあり、それを見たヒナギクは硬直。
それは、大観覧車でした。
深刻そうなヒナギクの様子に話をそらそうとする西沢さんの態度が気になります。
といっても、最初からシンボルである大観覧車で話を聞くつもりだったのかもしれません。
公園の先に「勇気をくれるシンボルがある」と西沢さんが言い、ヒナギクが深刻な話なのでそういう場所の方がいいのかもしれないと話す勇気を得る(決意)場面があります。
西沢さんのモノローグはありませんでしたが、たぶん西沢さんも深刻な話を聞く勇気がほしいという気持ちがあったのかもしれません。
すごい高所恐怖症であるヒナギクでしたが、それを知らない西沢さんは一緒に乗ろうと誘います。
「高所恐怖症」と性格上言えないヒナギクはそのまま西沢さんと大観覧車に。
案の定、ヒナギクはせっかく大観覧車に乗っているというのにしっかり目をつぶっている様子。
それを見た西沢さんはヒナギクが高所恐怖症とわかり、こういう素直になれない部分がナギに似ていると気付きます。
以前ナギに「母親」の話をしたり、知らないとはいえ結構本人にはキツイことをしますね~~~~西沢さん。
まあ、知らないのでしかたないですけど。
西沢さんはヒナギクが高所恐怖症と知り「(乗ろうと誘った事に対し)ご、ごめんなさい」とその性格から謝るかと思ったのですが、そういう場面はありませんでした。
最初は高い所でもあり、緊張していたヒナギクでしたが、西沢さんが以前自分の家庭教師をした人の話をしてその人の言うことを参考にし、歌を歌うことを提案。
「だんご三兄弟」の歌で、ヒナギクも落ち着くのでした。
そこで、ヒナギクは自分の誕生日に自分がハヤテのことを好きだと気付いたと告白。
西沢さんを応援すると言いながらハヤテを好きになってしまった後ろめたさで、罵声を覚悟していた(と思う)ヒナギクでしたが、西沢さんは予想外の反応。
西沢さん「・・・・・それだけ?」
どうやらヒナギクが「ハヤテくんとつきあってて、もうあんなことやこんなことも」・・・・・って言うのかと思っていたら、「ハヤテが好き」という話だったので意外だったようです。
でもヒナギクの話で「自分の誕生日の夜、学校で二人っきりになり、誕生日プレゼントで小さなクッキーと思い出のようなものをもらった」なんて勘違いしてもおかしくない説明です。
特に「「学校で二人っきり」とか「思い出のようなもの」なんて意味深(笑)
「思い出のようなもの」なんて→あんなことやこんなこと、と想像してしまう?(爆)
ヒナギク「話ヘタだった?」
・・・・・う~~~ん、ヘタというより意味ありげな言い方よね。
説明、という意味ではわかりやすいですけど。
ヒナギクの想定外の反応をする西沢さんに逆にヒナギクはとまどいます。
西沢さんはこの前の下田で、ハヤテに会いたい時に会えるということに気づいた話をし、いつかは自分がハヤテを口説き落とすと話します。
性格上自分から好きだと告白できないヒナギク(負けたような気がして)に対し、自分がくどき落とすのが先か、ヒナギクがハヤテに告白されるのが先か競争だと言う西沢さん。
・・・・・ハヤテに恋するナギはこの仲間に入っていないのね(笑)
ヒナギクがハヤテを好きだと知っても、あくまでもハヤテの気持ちを尊重する(ハヤテが選ぶ)西沢さんはハヤテを好きになったことにより少し成長したのではないか?と思います。
人を好きになり言い方向を歩んでますので、ヒナギクも同じようにいい方向へ歩んでほしいです。
一方、ヒナギクと西沢さんがそんな話をしていると知らないハヤテは咲夜と話をしてました。
モテモテ(と思う?)ハヤテに「調子にのらないほうがいい」と言う咲夜の言葉に、恋愛に関する過去のことを思い出すハヤテ。
ハヤテはどうやら元彼女に振られ、恋愛に関しトラウマをもっているのがここで判明。
かって西沢さんの告白に「二次元が・・・・」とごまかしたハヤテはこういうトラウマで、突然の告白に向き合えなかったのだと納得しました。
マリアさんからナギが部屋にいない(どこに行ったかわからない)と聞いたハヤテと咲夜は、咲夜の父親、咲夜、ハヤテ、伊澄でナギを捜す事に。
会場内を捜す案がでますが、伊澄はそれで迷子にならないか?と思ってしまいました(笑)
結局ナギのことを昔からよく知っている咲夜は、こんな時ナギが母親とよくいた場所にいると指摘します。
ハヤテと咲夜は2人で会話をするのですが、その時、ハヤテに歳が離れた兄がいることが判明。
兄、で「お兄ちゃん」を思い出した咲夜は「お兄ちゃん」に憧れていると、ハヤテのことを「ハヤテお兄ちゃん」と呼んでいいかと聞きます。
・・・・・それは却下・・・・。
ああ、弟妹やらの面倒をみてばかりの咲夜は、逆に自分の面倒をみてくれる存在がほしいのだとわかりました。
というか、咲夜の気持ちなんかわかりますよ。
自分も咲夜ぐらいの年齢の時は「頼りになる優しいお兄ちゃん」がほしいと思ったことありますから。
あくまでも「頼りになる優しいお兄ちゃん」ですけど(笑)
たぶん咲夜も同じように「頼りになる優しいお兄ちゃん」がほしいと思っていると思います。
考えてみると、ハヤテはそういう条件を満たしていそうですし・・・・・・♪
そして、母親との思い出の場所に行き、そこでナギを見つけるハヤテ。
寂しそうなナギを励まそうとするハヤテですが、話す事が口先だけのようで、いい言葉がみつかりませんでした。
母親に似ているハヤテがその母親とナギがよくいた場所に来る、というのはある意味運命的?
ナギが「家族」のいない寂しさをみせますが、そんなナギも数年後は家族を作ることができることに気付いてほしいと思います。
結婚して、子供ができれば、それはもう家族。
その時は本当の家族となるハヤテ・・・・・というのはナギの願望でしょうね(今は気付いてないようですが・・・・・)
咲夜、マリアさんも現れ、咲夜の「見てみぃ!」の一言で誕生日祝いの打ち上げ花火が上がります。
きっと、この咲夜の言葉がスタートの合図なんでしょうね。
しかし・・・・・4月に花火ね・・・・・。
キレイな花火を見つめるヒナギク、西沢さん、その他いろんな人々。
ハヤテ「今は」
ナギ「同じ空を見ている」
これで、西沢さんの「会いたい時に会える」という言葉を思い出してました。
生きていれば同じ空をみることができる、でも亡くなっていたらそれもできない・・・・・・ナギの母親はもう同じ空を見れない、会いたくても会えない・・・・・言葉が重なった気がしました。
今回はじっくりと心理描写が描かれていていたこともあり、よかったです。
スピード感はありませんでしたが、その分充実して描かれていたような気がしました。
「生きていることは無限の可能性がある」というメッセージも感じました。
そしていよいよ次回は最終回。
予告で、
ナギ「さらに新キャラだって登場なのだ」
ハヤテ「え!?いまさら!?」
・・・・・・第1期に思ったように、この最終回も第3期への伏線か?
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コメント
告白する前にハヤテの衝撃的発言があるけどね
海外旅行編の回収話はまだこれで終わりじゃないよ
王玉、ハヤテと愛歌がもってるペンダント、とくにハヤテのは、奪われると遺産相続争いから脱落するしは、以前こめんとしたかな
花火を見上げる、ハヤテとナギはコミック収録時にさしかえたもの
週刊誌掲載時は姫神の後姿
歩の家庭教師は雪路説がおおいです
コミック第21巻が後2週間後に出るし、表紙絵と背表紙が誰か?
http://websunday.net/backstage/hata/
http://websunday.net/backstage/hata/254.html
投稿: りあん | 2009年10月 2日 (金) 17時05分
こんにちは。
王玉・・・・そういえば、以前私も「王玉の話が中途半端で第1期が終わる」とかコメントしましたね。
話の起承転結でいうと、この第2期もまだまだ起の部分という気がします。
でも登場人物もある程度メインキャラがでてきた感じですし、承に近づきつつある起、でしょうか。
王玉の話ってあまりないから、何だか忘れそうな設定です(苦笑)
コメントありがとうございました。
投稿: みかりん | 2009年10月 2日 (金) 17時57分