インターネットで買い物をするケロロに声をかけるしゅご精霊が現れ・・・・・という前半。
精霊はケロロが最も安く購入できる情報を提案、そのことでケロロはすっかりこの精霊を信用してしまいます。
またネットで買い物をしようとした時、お金がないことに気付くケロロ。
そこへ第二、第三の精霊が現れてケロロに「買わずに後悔より買って後悔!」とケロロを促したりします。
結果、お金がなくなりバイトを始めるケロロ。
それ以後何かにとりつかれたようなケロロとなってしまい、ケロロを心配した夏美や冬樹、ギロロたちはケロロを助けます。
実は、この精霊は欲望をエネルギーにして育つ宇宙生物で、物欲の大きいケロロのエネルギーを吸い取って大きく成長していたのでした。
クルルにより精霊とコレクション(漫画やガンプラ等)は掃除機に閉じ込められ、助かったケロロは、それをそのまま捨てる事を決心。
ケロロは子供の頃の少ない小遣いで買った物を得た感動の大きさを思い出していたのでした。
これで改めたケロロ・・・・ということはなく、またいつものようにネット購入を続けるのでした。
これは「しゅごキャラ!」のパロディですね(笑)
欲しい物をどんどん購入することより、あるものを買うためお小遣いを貯める方が確かに価値が高く感じられます。
限られたマネーの中から、限られたものを買う・・・・・でも後でもっと欲しいものが出た場合悔しがったりと、ある意味難しい選択。
夏美が買ってから「スーパーのほうが安かった」と気付きますが、その心理に近いかもしれません。
ケロロがコレクションと呼ぶ品々(ガンプラ、漫画、アニメのDVD)を「ガラクタ?」というナレーター。
・・・・・そうそう、こういうのって価値観の問題で、興味の無い人にはガラクタに思えるんですよね(笑)
精霊はラン、ミキ・・・・までは同じような衣服でしたが、スゥは全然違ってました。
ちなみに、名前もスゥではなかったです。
「アンロック」等しゅごキャラで出てくる言葉が出てきたので、可笑しかったです。
後半。
精霊騒ぎという緊急事態に呼ばれなかったドロロ。
そんなドロロに声をかけるものが・・・・・・・・という話。
ドロロが基地に行くと、自分の分までケーキを食べてしまったタママ。
自分の存在を無視したタママの言葉に大きく反応したドロロは、恨みをはらすべく、タママを一人呼び出して攻撃。
そして次々とギロロ、クルル、モアちゃん・・・・・と自分の悪口を言う(と思い込んでしまう)ドロロは攻撃をしかけます。
その攻撃はケロロに・・・・ケロロを攻撃しようとするドロロに声をかけた夏美に・・・・・という時、小雪参上。
いつものドロロではないという小雪に、自分は「ウラミドロ郎」と名乗ります。
実は、ドロロには邪悪な欲望を増幅させる宇宙生物がとりついていたのでした。
恨みは小雪にも生じましたが、小雪との日々を思い出し、いつものドロロに戻ります。
そして、宇宙生物は倒され、めでたしめでたし・・・・・と思ったら、攻撃を受けメディカルセンターに行っていたギロロたちが戻ってきますが、彼らも何かにとりつかれておりました。
脅えるドロロとケロロ・・・・・。
これは「魔太郎がくる!!」のパロディですね。
メラメラという文字やら復讐の様子やら、よく元ネタの特徴を捉えていると感心しました。
「ウラミドロ郎」なんて主人公の「浦見魔太郎」そのまんま。
しゅご精霊はもともとケロロの物欲の大きさを察して現れた気がします。
だからこのドロ郎ももしかしたらドロロは気付いていないけど、心の奥底ではこういう恨みまでいかなくても負の心理があり、それでとりつかれたのかな?と思ったりします。
なんせ「邪悪な欲望を増幅」ということは、もともと持っていなければ、反応しませんからね。
メディカルセンターに行き、戻ったギロロたち。
まさかここで「じごくしょうたい」(地獄少女)や「いっぺん死んでみる?」(地獄少女でのセリフ)のパロディが入るとは思いませんでした。
放送時間がしゅごキャラ→ケロロ→リボーンなので、しゅごキャラが前半なら後半はリボーンのパロディにしてほしかった!!と個人的には残念に思いました(←おい)
次回1本です。
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