アニメ・ケロロ軍曹「侵略は始まっている」/「ケロいい話!」
今日の侵略当番はクルル・・・・・とてつもなく陰湿な侵略作戦で、自分達はその犠牲になるだろうと想定したケロロ、ギロロ、タママは・・・・・という話。
なんとかクルルの当番はパスさせようと、意図的に集会にクルルを呼ばず、欠席状態ということで次のドロロに当番を回させようと策略したケロロ、ギロロ、タママ。
でも、そこにドロロが現れます。
何も知らないドロロはクルルを連れてくるのでした。
そして、クルルによる侵略作戦・・・・・開始?
ケロロ、ギロロ、タママはモアちゃんや秋ママというクルルの弱点をつき、クルルの作戦を失敗させようとしますが、モアちゃんや秋ママは不在。
(モアちゃんは実家へ、秋ママは夏美、冬樹と温泉)
どちらも、クルルが関連していて、ケロロたちはすべて自分達のとるであろう行動は察しられていた、と考えます。
やがて、ケロロたちに降りかかる不幸・・・・ケロロは貴重なコレクション(DVDやガンプラ)が壊れ、ギロロは大切な夏美の写真に傷をつけ、タママはチョコレートに紛れたカレールーに気付かず食べてしまいます。
3人とも、こういう精神的にジワジワ追い詰める陰湿作戦はクルルのしわざだと思います。
この仕打ちに立ち向かおうとしますが、ギブアップ。
そして、3人はクルルに当番を辞めてほしいと依頼に・・・・・でも、実はクルル不在で、しかも自ら当番をパスするというメモが残ってました。
この不幸はクルルのせいでない、ただの偶然・・・・と、ケロロたちはがっくりと肩を落としたのでした。
クルルが本気をだせば、侵略なんてあっというまだろうなぁ・・・・といつも思っております。
ケロロたちの不幸は「偶然」であり、クルルは関係ないと思うケロロたちですが、実際まったく関与していないとは私は思いません。
で、私の想像ですが・・・・・。
まず、ケロロたちが思ったとおり、モアちゃんと秋ママを遠ざけます。
秋ママだけでなく、日向一家、ですね・・・・・何しろ先の先を読むクルルなので念には念を、と夏美や冬樹も遠ざけます。
そして、ケロロたちに与える不幸は一度、そう、ここまでの関与。
負のエネルギーは負のエネルギーを呼ぶといいますし、心理的に失敗を「失敗しちゃった!」と明るく退け前向きに考えると、それでそれは終わりになります。
負の連鎖・・・・というか、一度不幸を感じ「これはまさか、クルルのしわざ?」→「また何か不幸が・・・・」→失敗が起こる(というか、不幸にビクビクして普段はしないミスをする)→「やはりクルルが・・・・・」→ますますビクビクして失敗→・・・・というようにどんどん不幸(失敗、ミス)を繰り返していきます。
こういうのはある程度で断ちきるのが一番ですが、クルルの過去のしたことが思い出され、すべてクルルの仕業と思い込んでしまい、なかなか負の連鎖を断ち切れない。
結局、クルルのメモ(自分は当番をパスする)により、この連鎖は断ち切れました。
思い込みにより自分で自分を追い詰める、怖いほどの心理作戦・・・・・でもこれこそクルルらしいという気もしますね。
しかもすべて「偶然」を装い、自分は全く関係ないと言い切れる状態・・・・・まあこれだけ「偶然」(モアちゃん、秋ママ不在やケロロたちの不幸)が重なると、クルルがからんでいるとすれば、それは「偶然」でなく「意図的」なものを感じますけど。
・・・・・・と思うこの思考心理ももしかしたら思い込みかもしれませんが。
後半(4月30日(金)追加)。
冬樹が持っているケロボール・・・・・冬樹の方から返すと言わせるため、そんな気にさせるちょっといい話をケロロたちが冬樹に話しますが・・・・・。
ずっと(机の引出しに)入れっぱなしはダメだとか、ダジャレとか、何とかケロボール返却に関連する話をしますが、どれも失敗。
と思いきや、冬樹はケロボールを返して欲しいのだと察し、ケロボールをケロロに返します。
そして、今度は冬樹がちょっといい話をし始め・・・・・。
話の内容に感動したケロロは、冬樹が持っていたほうがいいと、自ら返してもらったケロボールを冬樹に渡すのでした。
冬期の方が一枚上手という話。
どういう風にケロボールを冬樹が返したくなる気持ちにするのかな?と思ったら、借りたものは返そうとか結構関連ありそうな(中には苦しいのもありましたが・・・・)話をしてました。
冬樹がボールを返した時点で、「これは、今度は冬樹がケロロたちに話をして、ボールを返してもらうんだな」と思ったらビンゴ。
こういうパターン、「おじゃる丸」でのおじゃると子鬼トリオによくあるパターンなので、それを思い出してました。
気付いても気付かないフリを冬樹はするかな?と思ったら、そうでもなかったです。
ケロロたちがケロボールを目的に話すのはみえみえでしたが、直球ではないので、気付きにくいかもと思ったんですよね。
またたとえ気付いても、気付かないフリをするなかぁ?と。
冬樹は結構策士の要素を持っていると思うので、クルルと気が合うのかなぁ・・・・と思っております。
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