アニメ・ケロロ軍曹「バージョンアップモデル」 /「お化粧するは我にあり」
「あの存在感があった(第1話)の自分よ、再び!」と存在感をアピールさせるケロロ小隊ですが・・・・・。
事のおこりは、同じ部屋にいながらもケロロに冬樹と夏美は気付かず、夏美は自分と冬樹の分の飲物を作りに部屋をでていったことにより始まります。
スルーされている自分・・・・あまりにも日常生活に馴染んでしまい、昔のような存在感のなさに危機感を感じるケロロ。
そこで、ギロロ、タママ、ドロロに声をかけ、機械で「リアルタイプ」に変身(クルルは機械操作の為?特に変身しておらず)
派手なメイク(らしきもの)をつけ、冬樹と夏美は驚きます。
が、やがて夏美と冬樹はそんなケロロに慣れてしまい、再びケロロをスルー。
再びバージョンアップ!とメッキバージョンにしますが、それも最初だけで、またしても時とともにスルー状態。
またまた多色を用い、さらなるバージョンアップを目指すケロロたちでしたが・・・・・・結果、物凄い色となり、力を無くし、弱りきるケロロ。
そんな弱々しいケロロに優しく声をかける冬樹と夏美。
存在感がまたでてよかった・・・・・のだろうか?こんな状態になってまで・・・・・。
いわゆる目立ちたい!とばかりに、いろいろするケロロ。
どちらかというとバージョンアップ、というより子供が親に「かまって、かまって」とばかりいろいろ悪さをするパターンのように思えました。
結局、存在感を得たい!というより、自分をかまって欲しいという気がします。
・・・・といっても、同じ部屋にいながら冬樹は「軍曹は?」と気付かず、夏美も気付かないとは酷いような。
でも、視点を変えると存在感ない方が侵略活動はしやすいのでは?
と考え、内密に侵略活動を進める・・・・ことをしないのはケロロっぽい思考。
今回のことでいつもスルーされているドロロの悲しさを知ったと思われるケロロですが、今後もケロロはドロロをスルーするんだろうな・・・・。
また、今回で「これでスルー(無視)される者の心境がよくわかったでござるな?」と普段の存在感の薄さを訴えることをしないドロロもドロロらしいような・・・・・。
後半(8月8日(日)追加)
夏美が購入したリップから、ある行動を思いつくケロロでしたが・・・・・。
その行動とは、メイクのでき具合により感情が上下する女性陣とそれに振り回される男性陣、つまりメイクを制すればこの世のすべてを制するのでは?と、ペコポン人のメイクを派手にするもの。
ペコポン化粧品を汚染する作戦です。
夏美が周りを見ても女性のメイクは奇抜化し、この異常さはケロロのしわざかと思いケロロに文句を言いますが、確固たる証拠もなく、夏美は引き下がります。
一週間後・・・・・・。
メイクの奇抜さはナチュラル化し、自分に合ったメイクがいいと思うようになったのでした。
しかし・・・・ケロロ小隊はメイクにはまってしまい、言葉も「~~ねぇ」言葉になっていたのでした。
今回の話で「メイクを制するものはすべてを制する」の論理がいまひとつわからないので、いまひとつでした。
結局、しかけたケロロたちはメイクにはまり、しかけられたペコポン人は本来のナチュラルの良さに気付くということでしょうが。
まあ、メイクは気持ちも明るくなるという、感情に直結する部分もありますが・・・・・・。
ケロロのしわざかと思いケロロのもとへ行く夏美を言葉で退かせるケロロをみて、前回の「押すな!」の話もそうだったと思いました。
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