アニメ・ケロロ軍曹「正義の味方!」/「あっという間の侵略!」
たまたま街で泥棒とぶつかっただけなのに自分が泥棒を捕まえたとなってしまったケロロですが・・・・・。
その時のペコポン人スーツが筋肉質のあるペコポン人スーツ(他は修理、クリーニング中なので)。
その様子からケロロはスーパーヒーロー「ケロリンマン」(←聞かれてケロロが名乗った名前)となりました。
他にも逮捕に協力等し、ヒーロー気分を味わったケロロは子供たちに「事件がおきたらこのボタンを押すように」と装置を渡し、それに応え助けに行くという大忙し状態に。
ケロロの頑張り様は冬樹や夏美も認め、飛び出るケロロの替わりに家事当番でなくても家事をしたり協力します。
そんな時、ケロロが以前クルルに依頼した侵略メカが完成。
侵略メカを飛ばしますが、ケロロはこのままでは自分に助けを求める子供たちに呼ばれるのでは?と躊躇い。
やがて子供のケロリンマンを頼る声に負け、侵略メカに立ち向かう決意をしメカから飛び出します。
最初はメカの恐怖に逃げるケロロでしたが、子供たちの声援に応じます。
侵略メカに立ち向かうケロロ・・・・・・それ以来、ケロリンマンは現れることはなかったのでした。
終わり方が中途半端。
え?これで終わり?という感じで・・・・・もしかして関東地方で放映される後半に続く話?
ケロロを呼び出す装置を見て、緊急性がないのに救急車等にすぐ連絡する話を思い出してました。
ケロロも「ゴキブリが出た!」で呼び出されるのか?とか。
何気ないウソや行動がきっかけでとんでもない方向へ進むのは日常生活でもありますよね。
引くに引けない状況になってしまって今更「実は・・・」と真実を言えなくなるパターン。
ドラマや小説の世界で「たまたま」「偶然」がきっかけで殺人事件に発展・・・・というのもよくあります。
「~たら、~れば」の世界、じゃないですけど、「もしケロロがこの日、家を出ていなければ」「もしケロロが泥棒とぶつかっていなければ」・・・・・等思ってしまいます。
「侵略者」「ヒーロー」という相反する立場を持ってしまい葛藤するケロロ・・・・という心理描写をもっと描いてほしかったと思います。
・・・てゆーか中途半端?
あらゆる状態が中途半端な印象でした。
後半(8月16日(月)追加)
料理をしていた夏美は冷蔵庫を開けてビックリ!
食べ物をがむしゃらに食べていたケロロたちがいて・・・・・・でもこれには理由があり・・・。
それは1週間前の出来事。
掃除をしていたケロロは今日の格言が「光陰矢の如し」ということから冬樹から「時間は矢のように早くすぎさる」転じて時間は大切にしようという意味を知り、侵略作戦を思いつきます。
ペコポン人には1秒でも自分達は1週間になるという銃を用い、ペコポンお偉方が集まりある条約締結をするのですが、その契約書を「ペコポンあげます」という用紙に差し替え。
そして、あっという間に侵略達成しようというもの。
ケロロ、ギロロ、タママ、クルル、ドロロはその光線を浴び、契約書を換えます。
思ったより早く終わったケロロたちは、のんびりと過ごそうとしますが・・・・・・物を移動できない!
現実に流れている時間は「1秒」なので動かすとしたらかなりのエネルギーが必要だとわかります。
水も食べ物もあるのだけど動かせない過酷な世界・・・・助かる方法は1つ、1週間がたち、この光線の効力が終わる事。
1週間飲まず食べずの生活を送り、そして、冷蔵庫内の食べ物を貪り食う・・・・・という状態になったのでした。
しかもケロロたちの作戦の契約はお偉方がすぐ気付いて破棄。
1週間の苦労が無駄になったことにショックを受けるケロロたちでした。
ケロロたちにとっては1週間前でも、冬樹や夏美にとっては1秒前の出来事。
格言カレンダーは14日(土)となってましたが、今年と同じ8月14日(土)に合わせて?
ペコポン1秒がケロロたちには1週間、という時点で何故冷蔵庫をあさったか等先がよめてしまいました。
水や食べ物がない生活は過酷ですが、目の前にあっても飲み食いできないという生活はもっと過酷な気がします。
さすがのクルルも予想外だったようで・・・・・。
1週間にしなくても一瞬時間を止めた方がより効果大きいんじゃ?と思い、1週間は長すぎる気がしました。
結局1週間の苦労が無駄・・・・お疲れ様です、軍曹。
まさに「光陰矢の如し」ではなく「骨折り損のくたびれもうけ」。
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