キングジム 第62回 株主総会(2010年)
2010年9月15日(水)午前10時~、ホテルグランドパレス2階ダイヤモンドルームでの株主総会に出席しました。
一昨年に出席、今年で2回目です。場所は一昨年と同じ。
当日は9月だというのにそれまで猛暑だったのが一転、まあまあの気温でした。
都営新宿線九段下駅で降り、2回目なので迷わず会場へ。
受付は9時少し過ぎくらい、早いせいか会場はガラガラ。
だいたい人が多くなってきたのは9時30分過ぎごろでしょうか。
9時40分頃会場内が少し暗くなったと思ったら、ポメラ、ビオン、リレット、ピットレック、マメモの宣伝映像が流れました。
9時50分頃に終わり、会場内は明るくなりました。
会場内は特にこの年齢層が多い、という印象はないのでいろんな層がいたと思います。
圧倒的に男性多し!・・・・・でも、総会終了後の懇親会では女性を多く見かけました。
総会終了で多くの男性が帰ったのか、それとも女性は気付かなかったけど結構いたのか、その辺りはわかりません。
スーツ、ラフな服装・・・・様々でした。
お土産は株主総会終了後、「Toffy」PHOTO FILE(←写真を入れるファイル)で白とピンクの2冊が入った紙袋を貰いました。
<株主総会>10時
10時になり、宮本社長が議長で総会が始まります。
事業報告を読み上げ、途中からスライドとナレーションによる説明へ。
商品等の紹介もありました。
ただ、個人的には「報告書○ページから○ページでございます」と割愛された項目が多かったような印象を受けました。
また決議事項第5議案の「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)更新の件」に関し、現プラン(現在のプラン)の説明がありました。
・10時31分頃
決議事項を社長が読み上げ、質疑応答に。
質問者5名。近くのスタンドマイクを利用する形です。
質問者の人数は5人ですが、1人1つではなく、2~3の質問をしてました。
その中から気になった質問を抜粋。
Q:円高が進んでますが、その影響や対策また対ドルの基準は?
A:結論を先に言うと、円高は収益になる。
販売商品は輸出より国内のほうが多く、また国内子会社販売商品の輸入で利益があるから。
マイナス面は海外子会社に対する貸付。
対策は現時点、円高はプラスなので特にしていない。円安の方が注意すべき。
尚、対ドル基準は90.37で。
(感想)
この日は、政府・日銀が約6年半ぶりに為替介入した日で、その時間は10時30すぎ。
つまり、株主総会でこんな円高質問があった時間、為替市場ではどんどん円安方向にすすんでいたんですよねぇ。
偶然とはいえ、円高の方がいいという回答のときに市場では円安方向、というこのタイミングがなんともいえないです。
Q:社外役員が取締役会に出席した回数の割には報酬が多く思えるので、その欠席理由を。
A:欠席理由を述べる3人(プライベートな気がするので理由を書くのは省略します)
(感想)
正直、ここまでする必要性があるか?と思いました。
人間だから体調が悪い日だってあるだろうし、1~2回の欠席は大目にみてもいいのではないかとも思います。
とはいっても、質問者もおっしゃってた通り、報酬を支払う以上取締役会出席は優先してほしいもの。
それより優先し欠席するものは何か、という疑問(と私は理解しましたが・・・)、には株主としては気になるところ。
質疑応答でのこの質問の良し悪しは人によって違うだろうと思います。
質疑応答終了後、決議事項が決議され取締役員の紹介、そして株主総会は11時24分ごろ終了しました。
懇親会は別室で5分後というアナウンスが流れます。
<懇親会>
お土産をもらう行列に並び、受け取った後一昨年立食で荷物を持って食事をするのは大変だと思ったので、同じフロアーにて荷物を預け懇親会の会場へ。
(懇親会会場と株主総会会場は同じ階)
中に入ると、料理がある場所には多数の人々、そして各テーブル(立食)ではすでに多数の人が食事をしてました。
何とか料理をとれる状態になった時はあまり残ってなく、手巻き寿司とピザぐらいしかありませんでした・・・・・。
チャーハンらしきものがあったようですが、すでになく、またサンドイッチもあったようですが、これもありません。
他の株主総会の懇親会でも思うのですが、たまに食べ物関係はすさまじさを感じます。
味はおいしかったです。
料理が全部なくなったあたりから、会場内の人は減っていきました。
ジュースやコーヒーを注いでもらい飲めるのですが、これは料理と違い余裕で飲む事ができました。
食後(といってもあまり食べられなかったですが)にこの人数の減った状態でゆっくりとコーヒーを飲んでました。
同じ部屋には子会社や会社の商品が並べてある場所があり、その説明を受けられます。
<全体の感想>
総会の流れが一昨年と同じだなぁ・・・・と。
事業報告や今後についてもっとグラフやら多く使い説明することなく、淡々と終わった印象です。
来年もこんな感じなんでしょうね。
「開発」に重点を置く企業なだけに、株主総会は変化があってもよろしいのではと思います。
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