アニメ・ケロロ軍曹「アルジャナイノンに花束を」/「Oh!モウギュウ」
ガンプラをかじられたことがきっかけで、ケロロがネズミ退治を始めますが・・・・・。
ところがこのネズミ、知能が発達していてケロロ小隊さえ手におえないほどの攻撃&防御。
ケロロ小隊全滅、そして新たにペコポン侵略を宣言され、ライバル登場にケロロはピンチ!?
・・・・・が、翌日ネズミ達はネズミらしく生きる為にもっと知能の高い生物を求め宇宙へ。
こうしてペコポン侵略はされずにすんだのでした。
尚、ネズミの知能が発達したのはケロロの依頼でクルルが作った知能を上げる薬をネズミが食べたようなので。
また、タイトルのアルジャナイノンとは、ネズミのリーダーの名前。
タイトルからでもわかるように「アルジャーノンに花束を」が元ネタでしょう。
映画、テレビ、舞台・・・・・いろいろ映像化されたようですが、私はどれもみていないので詳しい事はわかりません。
タイトルは知っているんですけどね・・・・・そういえば、そんなテレビドラマあったなぁ、ぐらいの記憶しかないです。
で、少しネットで検索してだいたいのあらすじを知りました。
(今はネットで調べられて便利・・・・昔だったら、図書館行ったり、本屋行ったり・・・・だしね)
どうやら「天才になれば幸福になれる?」「幸せとは何か?」を問いかけるもののようです。
いきなり「宇宙へ飛び立ったネズミ」には唐突過ぎてなんだ?と思いそうですが、元ネタに関連しているよう。
ちなみに、「アルジャーノン」はその話に出てくるハツカネズミの名前。
・・・・・ということで、元ネタを知らない者にとっては夏美じゃないけど「なんだったの、一体」と思われる方が多いと思います(実際、私もそうだった)。
でも元ネタを知っている人には納得する内容なのかもしれません。
ケロロがネズミを退治する場面で以前ゴキブ・・・いえ、Gを攻撃する話を思い出していました。もしGがこの知能が上がる薬を食べてたら・・・・・ちょっと怖い。
後半(10月27日(水)追加)
ペコポン人にとっては家畜の中でも幅広く利用される牛(牛肉、牛皮・・・等)をおさえ、そうすればペコポンをおさえることになるという作戦をたて・・・・。
・・・・ではなく、ケロロたちが牛になろう!という作戦。牛になれば誰も手が出せない、という考えから。
ケロロたち、かと思いきや、ギロロのみ牛になるのでした(アンケートにより、決定)
クルルの作った銃で牛になるギロロでしたが・・・・・。
ギロロの意識を失ったと思える怪獣になってしまうのでした。
夏美にギロロをもとに戻す銃を渡し応援を依頼、しかし夏美でさえ苦戦。
ケロロが自分も牛となりギロロ救出に向います。
でも、夏美を想うギロロの気持ちが残っているのか怪獣は夏美を食べる事に躊躇いを感じ、夏美はその時ギロロをもとに戻すのでした。
数日後・・・・・自己献身で自ら牛になったケロロが彷徨っているのでした・・・・・。
この牛になるのは数日後きれて元に戻る・・・・だったらいいなぁ、とケロロをみながら思ってました。
ギロロの危機を助けに行くのは友達だから?隊長だから?・・・・それとも、自らたてた作戦の後始末というか責任感からか?・・・などと思いました。
人間は牛を利用さえしても感謝しようとしないことから「牛の怨念?」がギロロに乗り移ったのでしょうか。
結局、牛に限らず豚、鳥、魚・・・・野菜や米、またそれを育てる方々にも感謝をもって食事をするべき、ということでしょうね。
恨みで(かどうかは不明だけど)牛の魂が乗り移ったのかのような牛化ギロロの暴走。
そして、ギロロの夏美を想う気持ちで夏美を食べるのではなく、夏美になら食べられてもいいと思うギロロの気持ち。
・・・・視点を変えると結構奥深い内容にも関わらず、それほど掘り下げていない話になってました。
話のテーマとしては、わりと重みのあるテーマです。
それにしても、ラストのケロロはコミカル部分もあるせいか、誰も深刻ではないですね。
自分でたてた計画だし・・・・と思う反面、みんなにそれほど心配されていないのは気の毒に思えます。
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