アニメ・ケロロ軍曹「日常を侵略せよ」/「リセット万歳」
スイッチを間違え御飯を炊かなかった夏美。そんなことからケロロが思いついた作戦とは・・・・・?
数日後日向家ではスイッチを押すと、とんでもない物のスイッチが入ってしまうようになりました。
炊飯器のスイッチでテレビがつく・・・・等違ったもののスイッチが入り、夏美と冬樹は大混乱。
これはケロロがクルルに頼み作ったシャッフルスイッチで、いろんなスイッチを混ぜこぜにしてペコポンの文明社会に打撃を与えるというもの。
手始めに日向家で試しましたがあまりの効果の高さに、威力度を増します。
しかし、これはケロロたちの基地にも影響。ケロロたちも思うような操作が出来ず大混乱。
しかもこの基地に文句を言いにきた夏美により自爆スイッチが入ってしまいます。
そこで、一同はあらゆるスイッチを押しまくりますが、止められません。
そんな時その場にいたドロロのトラウマスイッチが入った瞬間、自爆スイッチは解除されました。
どうやらこのスイッチで止まったようです。
そして、ドロロによる説教が始まるのでした・・・・・。
(ドロロは人に迷惑をかける作戦なのであまりよく思っていない作戦でした)
どのスイッチがどの装置を動かすか?
ある一定のルール、というか決まり事が崩れた場合の怖さも感じられます。
日常のスイッチに慣れてしまっているだけに、こういう崩壊は不便を感じると思えます。
「慣れ」でふと、携帯電話がない時代を思い出してました。
メールもネットも日常にない時代・・・・不便といえば不便ですが、なかったらなかったなりに生活はできていました。
「便利さ」はある意味依存に陥る場合もあり、うまく付き合っていく必要性も感じます。
このシャッフルスイッチでケロロたちの基地内もメチャクチャになったら大変そう、と思っていたら話はそういう方向へ。
でもまさかオチがドロロの説教とは思いませんでしたけどね。
後半。
侵略予算がないとケチるケロロはその予算で私物購入していた事実発覚!!
怒った部下たち・・・・・そんな時、クルルのつけている「記憶を消すヘッドホン」を見つけたケロロは・・・・・・。
「侵略失敗をリセットしたい!」とその装置で失敗のたびにギロロ、タママそして怒る夏美の記憶を消していきます。
最初は喜ぶケロロでしたが、何回か使っているうちにギロロ、タママ、夏美の記憶が「ケロロたちがペコポンにきた時間」に戻っていることに気付きます。
今までのケロロとの生活を忘れる夏美・・・・・寂しさをケロロは感じるのでした。
そしてクルルに謝り、何とか3人の記憶が戻るように懇願。
でも、実はクルルはケロロが失敗から何かを学ぶことの大切さを学んでほしいと、意図的にヘッドホンを置いたようでした。
どうやら学ばないケロロに対し部下は大変だから・・・・ということのよう。
ラストは良い話・・・・で終わることなく、このヘッドホンにはタイマーがあり、記憶を消された3人の記憶が蘇えり、怒りまくる3人に哀れケロロは・・・・というオチ。
こんな「ケロロに学んで欲しいから」という教訓でクルルがしでかした事というのはクルルらしくない・・・・・と思ってしまうので、どうやら私のクルルへのイメージは歪んでいるらしい(苦笑)
確かにケロロに振り回されて大変な気もわからないでもないですが・・・・・。
どちらかというと楽しむため?・・・・と懲らしめ(または仕返し←おい)、そしてケロロが侵略失敗をし記憶を消している様子をモニターで見ている・・・・と考えてしまいます。
だから自分の記憶が影響を受けないように、ケロロの失敗した侵略作戦に参加していないように思えてならない・・・・いや、ケロロが無断でクルルのヘッドホンを使っていることによりケロロは作戦に自分を参加させない事は計算済み・・・・・やっぱり歪んでいるなぁ・・・・・。
「嫌な思い出はあっても、それを乗り越えたからこそ今の自分がいる」という言葉を思い出してました。
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