アニメ・ケロロ軍曹「春、帰還」
今回は特別版、前後編の1本。30分放送です。
秋ママが電話している話を聞いたケロロ。
秋ママ「もうすぐ”はる”が家に」・・・・。
・・・・日向家に来るという”はる”とは春のことで、それはコードネームと思うケロロ小隊。
ただでさえ強大な日向家に来る春とはさらに強大なペコポン人と思ったケロロは、さまざまな迎撃システムを仕掛けます。
しかし、結局この春とは四季の春だと夏美や冬樹から聞かされたケロロでした。
そして・・・・・。
ケロン星から冬樹達をケロン星へ招待する連絡がきます。
ケロン星に行けると大喜びの冬樹。
夏美やギロロ、クルルは何か裏がありそうだと思いますが、結局、桃華や小雪も行くと決めサブロー先輩も「いいんじゃない」と言い、行く事が決まりそうになりました。
そんな時、ペコポンに向う船を発見・・・・それは、ケロン星のものでした。
実はあまりにもケロロたちの失敗続きに嫌気がさしたのか、侵略に邪魔な日向家らをケロン星に招待した後、ペコポンを侵略するという作戦だったのです。
このことを知ったケロロは反論、それに対し、日向家がまず最初の攻撃対象となってしまいました。
ケロロはケロロ小隊を「地球防衛軍」にし、話しあいで解決しようと相手の船へと転送されます。
そこでケロロは相手を説得・・・・できず、それどころかだだをこねてしまうのでした。
それらの様子を映像でみていた冬樹もその場に転送を希望。
そして、転送された冬樹は自分達はケロロと同じ楽しい気持ちをもっていた、それはすなわち「侵略されていた」ではないかと訴えます。
結果、最高司令官が現れ、そういう侵略は興味深いとケロロ小隊がペコポンに今後いることを認めたのでした。
一難が去り、ケロロたちは桜の花見をします。
そんな時、帰ってきた「春」に夏美たちが発した言葉。
「おかえりなさい」
・・・・・結局日向家を訪れた春とは夏美や冬樹の父親?
サブロー先輩「(ケロン星に行く事が)アニメでいうと劇場版のようなスペシャル」
・・・・と私も設定が劇場版っぽい説に同感です。
前回の話といい、もしかしてこれらはもともと劇場版として考えられていたネタだったけど、ボツになり、でも却下はもったいないとテレビアニメで採用したのではないかと深読みしております。
今回の話で土曜朝は最終回。
・・・・もあってか、結構つっこみどころありました。
ケロン星へ行けることにワクワクする冬樹やケロロ・・・・でも、夏美やギロロ、クルルは変に思います。
何かあるのではないかと・・・・・。
・・・・・まあ、普通そう思いますよね。
「人質」とか「研究材料」とか・・・・・逆に大喜びのケロロやタママをみてて、変に思いました。
転送されたケロロが発した言葉。
ケロロ「(ペコポン侵略に関し)我輩を信用してほしいであります」
・・・・・今までの数々の失敗を考えるとね・・・・この言葉そのものがすでに疑わしい。
全然説得力を感じませんでした。
ペコポンでの生活の楽しさを訴えるケロロ。
ケロロ「それ(ペコポンでの生活)が楽しんだもん!」
・・・・・って、子供社会ではそれもありかもしれませんが、普通の社会生活ではこんな事言ったら真っ先に「リストラ対象者」「左遷」扱い。
成果のでないものには厳しい社会ですので・・・・・いくら努力が凄まじくても。
逆にケロロたちが洗脳された、と思われてもしかたないかもと思いました。
ケロロがペコポンでの生活の良さを語るシーン。
・・・・・子供のようにだだをこねたシーンなので、「感動」どころか呆れてしまいました。
世の中そんなに甘くありません。
あれではもっと相手が不快になります。
ギロロたちも呆れた?・・・・・でも夏美や冬樹は感動?
冬樹が今度は説得の為に転送。
ケロロたちはすでに侵略していると訴えます。
・・・・・この辺りはさすが西澤家後継者公認(?)だけあって冬樹は度胸があると思いました。
冬樹「(ボク達は)こんなに仲良くなったんだよ!」
・・・・・そして、涙を流すケロロ、冬樹・・・・感動する夏美や小隊。
・・・・・って、かなり無理、いやこじつけでも道筋が変と思うのに、感動する???????
子供がみたら感動シーンなのだろうか?と思いながらも大人視点では茶番にしかみえません。
一旦、ケロロ小隊降格、冬樹抹殺と判断されます。
・・・・う~~~ん、妥当かなーと。やはり普通はそうだろう・・・・・いや、降格は甘いかも。
それなのに!?
最高司令官は興味深いと納得、どう考えても何故納得?????と疑問。
「侵略」でなく「友好的な、協定や提携」または姉妹都市ならぬ「姉妹星」とかならありえますが。
それとも、それを最高司令官は望んでるのか?
なんだかな~~~というのが率直な感想です。
もう少し納得いくストーリーであってほしかった。
ラストの花見シーンはよかったし、「春」が日向家を訪れるシーンはよかったんですけどね。
結局「春、帰還」というタイトルは冒頭とラストの話、本編は「ケロン星への招待状」という内容でした。
「ケロロ軍曹乙」を視聴での感想なので、次の話は後日に。
乙では次回予告の後、すぐOPが始まりました。
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