映画「怪物くん」(2011年公開) 感想
2012年1月18日(水)午後3時10分~の上映を観ました。
2Dと3Dがあったのですが、以前3D映画でだいたい45分ごろ経過後、目が痛くなってきたため、目への負担をかけないため2Dにしました。
公開は昨年11月26日(土)なので公開後2カ月近いから比較的すいているかな?でも、レディースデーだし2Dのこの映画はこの時間しか上映されていない(3Dは3回ある)から10人くらいはいそうね・・・・・と思っていたら全部で3人だった(笑)
私と20代のカップル・・・・そういえば券購入の際、いつもは「通路側がいいですか?」とか聞かれていたのに、今回は「どの席にしますか?」でした。
もしかして私が券購入の最初の一人か?・・・・それにしてももし私が観るのを、またカップルが観るのを止めてたら完全貸切状態だったよね、130席もあるのに・・・・・なんて思いながら始まった映画です。
怪物くんはアニメ放送(モノクロ、カラー両方)はもちろん、漫画も読んでいて、テレビドラマも観ておりました。
あ、でも大フアンというわけでも、嵐フアン、というわけでもないので。
では感想へ。
テレビドラマ同様、「○○最高~~~~!!」がきけて嬉しいというか懐かしい感じです。
デモキンやらドラマに出ていたキャラも登場し、どちらかというとテレビドラマの続きという感じがしました。
2Dですが、意図的にか手や足や炎やら強調している場面を感じ、たぶんこれらが3Dでは飛び出ているようにみえるのだろうか?と想像しながら観ていました。
今回のストーリーは怪物くんが怪物ランドをとびだし、カレーの王国へ着き、騒動に巻き込まれるというもの。
テレビドラマのように子供も大人も楽しめられる娯楽作品、というところでしょうか。
といっても、細かく設定を考えると結構ドロドロした感情があります。
王になりたいという欲望、宝石に目がくらむ国民、「欲望」を集めるために利用するデモキン・・・・そんな中、怪物くん&お供の3人がその悶々とした設定を振り払うパワーでけちらかしている感じです。
姫の自分の命をかけて国民への説得・・・だって見方を変えれば自殺、ということでもあるのにその痛切さが酷くない作り。
(まあ、これに関しては必ず怪物くんが助けるのがわかっていて安心しながら観ていた部分もありますが)
・・・・それらのこう、ドロドロしたものを感じさせない展開は怪物くんの世界ならでは。
それと、今回「わがまま」がテーマな気がしましたが、「王の資質」を考えさせられました。
世襲の良し悪し、信念と責任が伴う我が儘(←個人的にはこれはわがままとは言わない気が・・・・どちらかというと主張?)。
今回悪役となった宝石を作る怪物もやってることは理にかなっておりませんが、世襲への疑問、不公平感は一理あるような気もします。
怪物くんもいろいろ経験し、いい王へと成長していってほしいです。
ラストのおまわりさんや、ウタコ、ヒロシの怪物くんとの再会はドラマを観ていた者にとっては懐かしい気がしました。
ストーリー最初の方の自称?ドラゴンに怪物くんたちがのるシーンを観ていて、なんだか映画「ネバーエンディングストーリー」が観たくなりました(笑)
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