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映画「長ぐつをはいたネコ」(2012年) 感想

タイトルから「東映アニメーション」を思い出す人もいると思いますが(かくいう私もこの東映まんがまつりを映画館に観に行った記憶があるし、紙芝居も持っていた)、この映画は映画「シュレック」に出ていたネコ、プスの話。
いわゆるスピンオフ作品です。

2012年4月1日(日)午後2時15分~の映画を観ました(3月17日(土)公開)。
日曜、1000円の日でもあるせいか子供と大人で40~50人位でした。
ここ最近人数が少ない状態で映画を観ていたので(「怪物くん」なんて3人!ですよ/笑)、この人数はちょっと落ち着かない感じ。
・・・・というか、これくらいの方が普通なのでしょうけど。
3Dもありましたが、目が痛くなるので2Dで(吹き替え版)。この場面は飛び出ているようにみえるだろうな、と想像しながら観てました。

それでは感想へ。

わけあって指名手配となった主人公プスが、その原因となった幼馴染のダンプティと再会し、メス猫キティも加わって伝説の豆を得るために協力し合うが・・・・。

ストーリーは単純、別に言い換えればありがちですが、アクションありのテンポの良さで大人も子供も楽しめる娯楽作品になっていると思いました。
それに各キャラクターの微妙な心理が加わっていて、大人が観てもいろいろ考える部分もあります。
(ハンディ・ダンプティが復讐への道を歩む心理や、プスのダンプティへの考え方の変化等)
とはいえ心理面は丁寧に描かれているわけではないので、あくまでも想像の状態の部分が多いですが、それはそれで各自想像するのも面白いかも。

各キャラクターの表情がいいです。
吹き替えも合ってました。
プスの魅力(キャラクター性や瞳のウルウルとか)やダンプティのウザさ(いい意味で)とか話題にあがりそうですが、私はネコのキティに一票!
たぶん過去にいろいろあったのだろうけど、それよりも「今」を一生懸命生きる彼女の姿は観ていても気持ちがいいです。
セクシーなメス猫、ということで色気をアピールするかと思いましたが、どちらかというと姉御肌な感じで、的確な行動力に好感を感じました。
プスとダンプティのコンビをうまくサポートしている感じです。

映像・・・・特に「雲」の描き方が綺麗だと思いました。

笑える場面もあり、あまり考えず楽しむ作品としていい作品だと思います。

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