映画「アメイジング・スパイダーマン」(2012年) 感想
スパイダーマンは映画をテレビで放送されたのをみている程度で、今回も行くつもりはありませんでした。
ただ、ソニー株主総会のお土産で前売鑑賞券を貰ったので、せっかく頂いたものだし、今日は仕事休みだし・・・・行ってみようか、という軽い気持ちで行きました。
前の作品はうろ覚え程度であまりよく覚えていません。という知識ぐらいしかない状態での鑑賞です。
2012年7月3日(火)午前9時25分~の上映を観ました。
6月30日(土)公開作品です。
3Dだと45分が限界(目が痛くなる)なので2Dにしました。
2Dのせいか、今日はサービスデーではないためかわかりませんが、鑑賞は私を含め13人(152席中)。
男女おなじぐらい。かなり余裕でした。
では、感想。
ストーリーが何だかパッとしないですね。全体的にテンポが遅い気がします(アクションシーンは別ですが・・・・)
まず、最初の主人公が”力”を手に入れるまでがテンポ悪く、長々続いた感じです。
平たく言えば、ごく普通・・・・というか頭のよい少年が力を手に入れた後、育ての親のおじさんが殺されたことにより道をふみはずしそうになる(殺害者を狙う)
その後、トカゲ男が現れ怪獣VSヒーロー(?)戦。
正直、トカゲ男が学校に現れた時は、うんざりしてました。
しかも結構ご都合主義っぽい展開。
会社に簡単に研修生としてもぐりこめたり、そこでヒロインに再会したり、ヒロインの父親が警察関係者だったり・・・・・。
ラストの「約束」に対してのヒロインの笑顔・・・・・(主人公がヒロインの父親との遺言約束を反故する発言?をしたとき、約束を知っているのにそこで笑みを浮かべる!?)。
なんだかな~~~~と思ってしまいます。
おじさんの死に対し、主人公の描かれ方が雑であまり葛藤は感じられず、このことによりスパイダーマンに変身するきっかけでもあるのですが、印象薄です。
どちらかというと主人公に感情移入するというより、同じ女性ということもあり、夫をなくしたおばさんに感情移入してました。
どこまで(主人公のこととか、主人公の親とか)知っているか知らないけど、いきなり夫を亡くし、しかも育ててきた主人公がああいう状態じゃあ精神的に大変だろうなぁ、と。
2Dでもあるのか、アクションシーンは普通に感じられ、特に目新しさはありませんでした。
そんな中でも良かったところは主人公の表情。
特に力を手に入れて戸惑う時の表情はよかったです。
それとおじさんの存在。
この映画の「大黒柱」的存在に思え、亡くなった時は大黒柱がなくなって不安定な感じがしたものです。
・・・・これでトカゲ男の存在がもっと大きければなぁ・・・・敵役が魅力的であればそれだけ主役も引き立つものですしね。
エンドロールには日本語の音楽・・・・・これは何なんですか!?という感じです。
イメージソングのようですが、映画本編に合わないような。
配給会社の陰謀とか?(笑)ソニーもなりふりかまわない必死だなぁ・・・・黒字にするのに。
果たしてこの映画は業績UPに貢献するか?
余談ですが、スパイダーマンが動き回るシーンで座っている椅子も揺れ始め、「もしかして映画に合わせて連動して動く椅子か!?」と思ったら地震だった・・・・・(震度3のよう)。
というある意味貴重な経験をさせていただいた映画でありました。
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