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ワタミ 第28期 株主総会(2014年)

今年は開催場所が前年と違い、また同伴者は入場できず、株主だけの出席となりました。
この会社の株主総会出席は今回で10回目!で毎年参加してますが、最初に行った時(第19期、平成17年6月25日(土)午後2時~開催/会場は東京ベイNKホール)も同伴者OKだったし、翌年の両国での総会も同伴者OKだったので私にとって初めての株主のみのワタミ株主総会となります。

ちなみに、その年の「株主様へのお知らせ」では株主と同伴者であわせて3500名の参加って書いてあります。
渡邉氏が株主総会壇上にいないのも初めてですか・・・・。
10年の年月を感じる・・・・。

2014年6月29日(日)午前10時~SHINAGAWA GOOS 1F TKPガーデンシティ品川での株主総会に出席しました。
朝は小雨、昼の帰る頃には日がさしていた、夕方は雷雨ありというよく変わる天気でした。

JR品川駅下車中央改札口(高輪口)をでると会場案内の矢印看板を持った人がおりました。矢印の通りに進むと道に悩みそうなあたりにまた看板を持った人が、進んでいくとまた看板を持っている人が・・・・と結構会場案内をもっていた人を多く見かけました。
受付開始時間が午前9時ということで、早めに行き、会場に着いたのが9時5分前。
思った通り、すでに人が!
受付できる列が何か所かあるのですが、各列のすいているところに次々と人が並んでいきました。
9時となり開場。1000円優待券(有効期限:平成26年6月29日~平成26年7月31日)と入場票が入っていて紐がついているビニールケース(以下パスケース)を貰い紙パック伊右衛門250mlももらいました。
尚総会終了後にパスケース(入場票入り、優待券は持ち帰り)と交換で白い袋に入ったお土産をもらいました。
・レモングラスティー(ペットボトル)500ml 1本
・にんじんジュース(ビン入り)170g 1本
・福祉施設手作り菓子(ライスチョコクッキー)63g
また、ワタミ宣伝チラシ、パンフレットが入ってました。
尚、レモングラスティーとにんじんジュースは「ワタミ手作りマーチャンダイジング株式会社」が販売者になってます。子会社ですね。

9時半ごろトイレに行こうと席を立つと入口が混んでいたので出口からでました。その時お土産はパスケースと交換という内容の立札がありました。
帰るのかと思われたのか?「お土産はこちらでございます」と声をかけられました。
出口を出ると白いお土産袋がずら~~~~~っと並んでおり、数人の人が貰っているのをみかけました。
総会後渡しのお土産ですが、総会前でもOK(総会は出席できないけど)。

会場内は左右にスクリーンがあり、またスタッフだけでなく警備員(の服装をした人)も数名みかけたので、昨年と雰囲気が違って一応何か警戒しているのかと思いました(大赤字だし・・・・)。
毎年あったお弁当(有料)なし、菓子等販売なし、ただ野菜販売は総会後販売するとアナウンスが流れたのであったと思われます。
そういえば帰るとき気付かなかったなぁ・・・・・。

<株主総会>
10時になり取締役等の登場。昨年のような行進曲風音楽はありません。
桑原社長が議長で始まりました。

株主が昨年より増えた話と今回赤字になった謝罪が社長からありました。
その後事業報告等はスクリーンで説明(一部VTRあり)。
お客様獲得指標が計画より低かった等赤字の原因、2013年有利子負債増加を上げてました。新事業開発(中華等新店舗)の話もしてました。
尚、介護は入所者が新聞折り込みからの客が減ったこと、宅食では配食数伸び率鈍化が赤字の原因としてとりあげてました。
(おそらく、ワタミ=ブラック企業のイメージで敬遠されているよう)

10時38分頃から質疑応答へ。

質問者11人。もっと質問者がいたようですが、時間の関係でこの人数となりました。
事業報告、決議事項に関して一人一問。
・・・・ですが、2~3問質問している人が相変わらずおります。
いつもなら事業、決議事項以外の話の質問受付は別に時間があるのですが、今回は渡邉氏の講演はあっても質問時間はありません。
とはいえ株主優待に関することがあったり、「365日24時間死ぬまで働け」スローガンに対しての話等がありました。
もちろん決議事項の定款に付随し、他の定款条例一部修正動議等、決議事項に関しての質問もありました。

そして、11時35分ごろ株主総会が終了となります。
その後 休憩時間等なくすぐに「ワタミ30年の歩み」と、スクリーンで映像が流れます。
30年の歩みのせいか、過去見た記憶のある映像ばかりでほとんど過去の映像を編集しただけなのだろう、と推定。

<渡邉美樹氏(ワタミグループ創業者) 記念講演>
題目「創業者から見た”30周年のワタミ”~これからのワタミに期待すること~」

スクリーンで映像が流れた後の11時46分頃に渡邉氏が壇上に現れ、講演が始まります。
30年の話とともに数年前からブラック企業と呼ばれたことでの会社への影響、自分が理事をしている学校の生徒がまた生まれ変わったら同じ学校に行きたいかというアンケートに「はい」と答える生徒が昔より増えた等いろいろ話してました。

そしてビデオ放映。
風力発電、カンボジアの少女の大学入学、みんなの夢AWARD・・・・等々放映。
ビデオ終了後渡邉氏は一言述べ講演が終了。12時50分ごろでした。

ホテルの出口では株主と握手をしている桑原社長をみかけました。

<感想>
株主総会というより一種のイベントのようだった総会が今回、普通の株主総会になったなという印象。
どことなく表情が硬く緊張しているように見えた社長がいつものような株主総会でみせる表情になったのは、質疑応答の終わりの方。
後少しで終わりだ!という安心感からかな?
株主総会は赤字というわりには荒れることなく、いつもと変わらない感じ。
少し緊張感を感じたのは決議事項第4号議案の説明の時声があがった瞬間。どうやら「会場内が暗くてスクリーンが見えない」ということで会場内が明るくなり解決されました。
今年も農業が2期連続黒字で嬉しい。赤字長かったもんね。
渡邉氏が理事をしている学校の志願者が減、100枚の反省文の影響のような。100枚反省文の正当化して話をしてましたが、私はこの学校は行きたくないと思ってしまいました。
いつ、何がおきて100枚反省文書かされるかわからない?・・・・嫌だなぁ。
そういう人もいるとわかってほしいと思った瞬間。
それからお土産のペットボトル、びんジュースはちょっと重くないですか?年配者が多いのに・・・等いろいろ思いました。

もともとは株主優待狙いで購入。気付けば10年目の年。今は買った時より株価が高いので、どちらかというと放っている感じです。
というか、今現在株主になってからの株主優待+配当金をたしても購入金額(手数料込)を上回ってますし、もし紙切れになってももとはとれている状態。
今後ワタミはブラック企業として下降をたどるか、あるいは改善策を講じて売上増になるか・・・・等よくわかるのは株主総会なので、まあ、持続していこうかなぁと思っています。

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