映画、実写「ルパン三世」(2014年)感想
2014年9月1日(月)午後3時20分~の上映を観ました。
8月30日(土)公開作品です。
鑑賞は292席中半分くらいうまっていたので、150人ぐらいか。
10~40代の年齢層で下は小学生で母親と来ていたのが何組かいました。全体的に20代が多いような。50歳以上(に見える)年齢層がいるかいないか、というのはキャストの影響か作品の内容のせいか・・・・。
ルパンは第1シリーズは夕方ごろテレビで再放送されその後第2シリーズから見ている世代。
1日なので1100円でしたが、ちょっと高いかな?800円くらいが妥当(それくらいなら観てもいいと思う作品)というものでした。
で、なぜそんな評価が低いかというと以下ネタバレ含む感想を。
まず、ストーリー!
これがありがちな内容で「難関なものにそれぞれのプロフェッショナル人材がそれぞれの能力を使って協力しながら戦いをしかける」というある種の王道パターン。
途中から展開が読めてしまってしかもその通りに展開しているので面白さに欠けました。
IT部門担当でルパンファミリー以外のオリジナルキャラも登場して・・・・まあ、これはこれでいいのですが、ルパン三世、というより何かルパンファミリーが参加した別のものになってしまった感じです。
王道パターンのストーリーでも見せ方によって面白みのある作品になることもありますが、この作品ではそんな感じはありませんでした。
敵が大物であればあるほど危機感があるわけだけど、敵役も表裏を使い分けている人、というだけでそれほど大物という印象は受けませんでした。
だいたいこういう人物っているだけで存在感、威圧感を感じる・・・・じゃないと!
それにやたらアクションシーンも多いかも?
キャストはまあまあ・・・・というか微妙。不二子を除いては(←おい)
次元はアニメのマネ、というよりオリジナル性をだしているけどあまり違和感を感じませんでした。
銭形はまああんな感じ?・・・と微妙さが漂う・・・・。
で、、不二子・・・・・・私が一番気になったのは、動きの鈍さ。
アクションシーンはもちろんなこと、普段の動きも不二子らしい「軽やかさ」「軽妙さ」がない。動きがキレなく重い・・・おばさんっぽいというか。
かなり厳しいながら、気になりました。
どちらかというとルパンファミリー以外のキャラクター(銃を乱射する女とか、ハッカーの天才とか)いかにもアニメキャラではよく出てきそうに思えるキャラクターが登場したのは興味深かったです。
音楽はルパンの雰囲気があって、よかったのではないかと。
続編があったら・・・・ストーリーがよくて、不二子が違う人なら観てみたいかも。
アニメ「次元大介の墓標」をみたばかりなのでよけい敵やストーリーの悪さが気になってしまう・・・・。
<で、おまけで「次元大介の・・・・」の映画感想>
諸事情で一定時間水道が使えなくなり、自宅にいてもトイレさえままならないなら映画でも観に行こうか!と検索していたら2週間限定で上映されているのを知り観に行きました。8月26日なので6日前。1300円均一。
簡単に述べるとハードボイルド色が強く、第1シリーズのルパンが好きだ!という人には非常に嬉しい内容になっていると思います。
敵となる人物も「敵にしたくない」と思える人物で後半(前半、後半とあり前半のあとに「つづく」という文字さえでる)の種明かしのあたりは第1シリーズの「魔術師と呼ばれた男」を思い出してました。
スピンオフ作品らしいけど、主役はルパンだと思うような内容。
五ェ門は出ません。銭形も最後に少し。
音楽はルパンらしい雰囲気があって、私は好きです。
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コメント
こんにちは
ルパンはかなりの人気になっていて製作側もびっくりだったようですね。
今年はドラえもんも大人気で、るろうも人気、
やっぱり日本は漫画アニメ文化だなあとつくづく。
投稿: mkd(ピンポイントplus) | 2014年9月24日 (水) 11時39分
こんにちは!
ルパンは世代的に長いですからね~~~、実写化もいいですが、見ごたえのある作品にしてほしいものです。
今度地獄先生ぬ~べ~もドラマ化するようですし、実写化大盛況という感じですね。
昔は子供がみるもの、イメージが強かったアニメがこんなに成長するとは・・・・。
コメントありがとうございました。
投稿: みかりん | 2014年9月24日 (水) 17時29分