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映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(2015年)

2015年8月17日(月)午前11時15分~の上映を観ました。
8月1日(土)公開作品です。
観客はほとんど20~30代、だいたい室内半分いるかいないかの状態。120席なので60人前後なのかな。

この作品の漫画は未読(というか、この手の絵は苦手)、アニメは観てます。アニメ化され実写映画化というのはいくつか観てますのでアニメとは別物、という認識で観ることにしましたが・・・・・・。
まあ・・・・なんというか全体的に緊迫感を感じない、不謹慎ながらも巨人が動く様子が逆にコミカルのみえ、コメディ路線もあるのか?と思ってしまいました。
何か銭湯を思い出す・・・・。
ホラー好きだけどグロは嫌いな自分としては、グロさを感じたのでそういうのがダメな人は考えた方がいいと思います。
1000円くらいなら観てもいいか?と思った作品。

この作品、巨人が憎くて(強い憎悪はあまり感じられないが・・・・)、ただ何となく人生に流されている主人公という印象が強くて主人公そのものにあまり魅力を感じられず、かつ周りの登場人物にも印象深さを感じられず、あえていえば捕食されるシーンは記憶に残るかな?、という程度。
ただハンジのキレっぷりは別ですが。

以下ネタバレありなので注意。

だいたいあんな惨劇(捕食シーン)をみてしまったら人生観変わってもおかしくないし、表情や顔つきが変わって当然と思えても別にそんなことない主人公(仕事を転々としてたのに、軍は続けているとか変わったといえば変わったけど)。ミカサに好意をいだいていたようだけど、あまりそんな感じはしない。ミカサはミカサで変わったようで、変わっていないようでという中途半端な立ち位置、等々キャラが微妙。
ストーリーも説得力ない話になってました。

何か苦言ばかりですが、良い点ももちろんあります。
全体的に緊張感はありませんが、最初の方で拳銃で自殺するシーンとかハンジの声で少し緊張感を感じたりとか、所々で緊張感はありました。
でも、それくらいであとはだらだらと流されている・・・・という印象。
人間極限にはいったら本能的に性的なものや食欲に溺れる、というのもわかる気もしますが、とにかく緊張感がないので説得力にかけました。
だからエレンが誘惑されたりとか唐突な感じにうつったのかと思ってしまいました。
・・・・・あっ、やっぱり苦言になってしまいましたぁ・・・・・。

後編がまだあるのですが、微妙ですねぇ・・・・1000円なら行ってもいいと思うけど、せいぜい1100円なので100円違いだし。
それより気になる違う作品の方がいいかとも思いますので。
まあ、感想がUPされなければ観ていない・・・・・ということで。

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