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劇場版「遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(2016年)

2016年4月25日(月)午前9時40分~の上映を観ました。
4月23日(土)公開作品です。
観客はアニメ放送当時小中学校生だっただろうと思われる年齢層の中、私含め21人で鑑賞。149席中なのでかなり余裕で観られました。

遊戯王(初代)は今現在最後にはまったアニメ作品(これ以降はまった!と思うアニメはない)というのもあり、かなり思い入れが強いです。アニメだけでなく漫画も全巻買い揃えてしまいました。
遊戯王、いえ正確には海馬モクバにはまりまして・・・・今回、10年以上もたっているし、いまさら感がありましたが原作、脚本等高橋先生、総作画監督が加々美さんならストーリーや作画を安心して観ていられると思い「モクバがかわいければOK!」と軽い気持ちで鑑賞しました。
しかし・・・・そんな気持ちで観たのが失礼だったと思うほど全体的に以前と同じ雰囲気、日常感、という時の流れを感じない生活。そんな中で進化を感じられるデュエル、迫力と時の流れを感じる内容がうまく融合して面白くなってます。
最初の方でモクバが登場し、当時のはまっていた時を思い出しておりました。
どちらかというと兄サマ主役?と思えそうな感じで、しかも海馬語録健在。兄サマ見事に突っ走っております(笑)。
ちなみにデュエルはしたことないし、する気もないし、ルールも全然わからない私でさえスピード、雰囲気は面白く思えましたので、ルールを知っている人はより楽しめるのではないか、と思います。
劇場版なので映像の迫力が違います。またストーリーは壮大になりそうなのを抑えつつ、よくこの時間内に収めたと感心してしまいました。
1500円くらいならみてもいいかな、と思える作品。モクバの「兄サマ!」が聞けて嬉しかった(笑)
あと、入場時に「破滅竜ガンドラX」をもらってます。

以下はネタバレ含むので要注意。

最初のあたりは遊戯たちの学校風景。アニメ終了後の彼らが描かれ、それぞれ将来の話をしたりゆったりとした展開です。
スピードはスローな感じでデュエルもないのでだらだら感を感じる人もいるかもしれないと思いましたが、私は普通に日常生活を送るのを懐かしいゆったりとした気持ちに浸りながら観ました。
教室で藍神に気付くシーン等何か他の作品の既視感を感じましたが、その後の流れは遊戯王らしさを感じます。

個人的には海馬VSイメージ化された闇遊戯のデュエルシーンはスピード感よく、懐かしさもあり好きです。
藍神VS海馬も・・・あの「モンスターではない、神だ」には思わず笑みが・・・兄サマらしい。
CGも使っており、迫力も劇場版ならでは。
ただ、藍神がモンスター?となり遊戯&海馬とのデュエルになった時、なんだかな、と思いました。もちろんそれが闇遊戯を呼び、またそのシーンは良かったのですが・・・・。

何だか今回のきっかけはシャーディーがしでかしたような・・・・。
本人に問うことなく子供たちに力をあたえ、洗脳・・・じゃなかった教えを諭し、そして千年アイテムを獏良父にかけてみなさいと言って息子の獏良にやられ・・・・って。
獏良くんの存在に気付かなかったの?藍神が変な方向へ暴走するかもしれないって予感はなかったの?そもそも自分のもっている力で獏良父を何とかしなかったの?
・・・・・・というか、藍神VS遊戯等の展開はすでに運命的なものだったのかな?

闇遊戯とのことを胸の奥に秘め、未来を見つめ歩き始める表遊戯。過去のアテムとの戦いに囚われ、でもそれを原動力にして前を進む海馬瀬人。どちらも前を進むのは同じですが、対照的な気がしました。
卒業式のシーンや杏子が単身海外へ行く場面が印象的です。

最後に、常識では考えられないことをしてしまう海馬瀬人の暴走ぶりが楽しかったです。
ラストの別次元?のアテムに会うシーンは兄サマらしい!そうえいば連載終了当時、勝ち逃げ状態で去ったアテムに対して兄サマはやりきれないだろうなぁと思ったものです。
大人っぽくなったモクバくんも観られてよかったです。

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